ブログ開設11年目

先生のすばらしさを後世の人々に正しく伝えるために始めたブログも11年目に突入です。20代初めから、多い時で週17時間お稽古して、自分の目を通して見た先生の一挙手一投足を記録してきました。また思い出すこともあるかもしれないものの、ほぼすべてお伝えしたと思われ、機が熟してきたので、英語版を書き始めています。天才として、日本人だけではなく、全…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

天上天下唯我独尊

先生が突然、「天上天下唯我独尊が今の私の心境だ」とおっしゃったのは、三十数年前です。お稽古中でしたが、その時周囲に誰か他の人がおられたかは記憶にありません。私に向けて言われたと思います。 このブログは、先生に天道流を密接に教えていただいた弟子として、先生の素晴らしさを自分の経験を通して残そうという目的で始めたものです。 先生が標記の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

武術

武術は人間の生死に関わる厳しいものです。 戦場で必要だった時代とは違い、平和な現代では俗世間的な要素が多く入り込んでしまっています。 「あの人より自分の方が上手」、「段位が欲しい」、「名声がほしい」、「お金が欲しい」 人を貶める悪口を言ったり、いじわるしたり、嘘をついたり。まるで中学生のような幼稚な世界が、武道をする大…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

新年にあたって

先生は、いつも真実しか口に出されません。 全国から同門の人たちが集まる研修会などでも、ご自分の道場にいらっしゃるときと同じように、必要最小限のコメントしかおっしゃらないため、言われる相手にとって、とてもきつ~い一言になることが往々にしてありました。そのため、後輩にあたる先生たちから大変恐れられていました。 ある研修会で、目の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

足さばき その2

靖国神社、秋の例大祭で、日本古武道振興会による奉納演武に参加させていただきました。 例年、明治神宮の野外の奉納演武では、古巣の道場から多数参加しましたが、私の先生が特に大切に考えていらした靖国神社で奉納できるのは、指名された数名のみでした。国宝の能舞台に立ち、心をまっさらにして、日本のために尊い命を捧げた人たちに、自分が積み重ねて…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

新年

お稽古は、欠かさず出席して「なんぼ」です。 数回お休みした人に、先生は「いらっしゃい。」と言っていました。もう「外の人」扱いです。 公共の場で演武する前だけ先生に見てもらいに来る先輩もいました。稽古に通える距離に住んでいるのに、合計でも年に数回しか来ませんでした。 また、しょっちゅう稽古を休む人がいましたが、太刀だけを…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

武術の元々の目的は、実戦での有効な技であるため、自分の武器が相手の体に届かないことには話が始まりません。 また、一つ一つの技が一撃必殺を目指しているからには、次々と技を繰り出す必要は、本当はないわけです。 ただ、技をいくつか組み合わせて型として練習していることと、木製の代用品を使っているから、なかなか恐ろしい武器を使っている…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

古武道振興会

古武道振興会という組織があります。 読んで字のごとく、全国のお流儀がそれぞれの伝統の保存のために結束したものです。純粋にその伝統を受け継いでいこうとされているお流儀が多いと思われますが、剣術などは、現在の剣道を並行して行っているお流儀もあるようです。お弟子さんを集めるには手っ取り早いのかもしれません。薙刀術も「新しいなぎなた」とい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

寒稽古

毎年、1月の寒稽古は窓を全開し、氷のような板の間で、5日間連続で行われました。 先生なき今、私の古巣では寒稽古の予定はあるのでしょうか。 現在の私自身の稽古場では、残念ながら連続の稽古はかないませんが、稽古初めは8日です。 老体には吹きさらしの道場は厳しいものがありますが、考えてみたら私の若いころ、先生は今の私と同じくらいの年…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

切り結び

私の先生の技は何から何まですばらしいのですが、切り結びは本当に神業としかいいようのないほど鋭く厳しく、相手を縛り付けるような強さです。 比較的背の高い私が太刀を持っても、身長があまり高くはない先生になぎなたで切られると、まったく無力に感じます。全国の人が羨望する先生の指導を日常から当たり前のように受けていて、先生を相手に太刀を持た…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

弟子としての心構え

お稽古が始まる前に先生のお道具を袋から出して所定の場所に置き、終わると急いで袋に入れて片付け、先生が着替えられたらそばに控えて袴をたたみました。しばらくたつと、先生はこれを他の弟子にはやらせず、私が専任になりました。 お稽古が終わると、時間通り全員が退出しなければならないので、大急ぎで先生のお世話をし、かつ自分の道具を片付け、着替…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

Lの字

先生から「言葉では教えないので、技は盗んで覚えなさい。」と、一番最初に言われました。 爾来、先生の一挙手一投足を目で追うことが習慣になりました。 あまりにしつこいので、「見てばかりいたって、うまくならない。稽古しなさい!」とどなられました。 それでも、先生がほかの人に指導している様子が鏡に反射している…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

気剣体

だいぶ以前に亡くなられた阿部先生の晩年のお姿をビデオで拝見しました。 阿部先生からは伊丹で杖を教わりました。 また、お宅に何回かお邪魔して、剣術も習いました。 「質実剛健」という言葉は先生のためにあるような気がします。 物事を正確に見極め、まっすぐ正道を歩み、人を思いやり、明治の女性のような強さと慎ましさがありました。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

先生

私が初めて先生にお会いした時、先生は福々しいお顔でお元気そうでしたが、お若いころ肺を患って、大変やせていらしたそうです。その後、肺の写真をとると真っ黒で、ご主人がびっくりされたそうです。 三十数年前、先生のお宅で書類整理のお手伝いをしていた時、その当時読んでいた本のことを先生にお話ししました。アメリカの医者が患者の臨死体験に共通点…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

母ちゃん

誰かと話していて、ふと30年以上前のことを思い出しました。 週に2日間、合計12時間も道場にいたせいか、すっかり空気がなじんでしまった頃、思わず先生に 「母ちゃん!」と声をかけてしまったことがありました。 あの時はあせりました あんな怖い先生に、なんでそんな言葉が口をついて出たのか。 先生の反応…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

12月

11月はつらかった。 9月には甥っ子が過労で自ら命を絶ちました。就職してたった半年でした。 親しい人が黄泉の世界に旅立つことが多すぎます。 残された者は、現実を受け入れることができず、ただただ悲しい。 人が集まれば、やがて組織が生まれ、そこから利権を得ようとする輩が組織に群がるのは、古今東西、人間が繰り返し行ってきたこと…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

構想

武術(武道ではなく)の稽古をする人が気楽に集まって、交流する集まりを始めたいと思っています 古武術をする人のコミュニティです。 1か月に1回ぐらい、東京や横浜の居酒屋に集まって、おしゃべりするのから始めるのがとっつきやすいかな~ 「今日は暇だな、そうだ、誰かいるかもしれな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

20代の時、アメリカに行き、武道の道場数か所を訪問しましたが、その際に弓を持参しました。 アメリカのどこだったか、もはや忘れてしまいましたが、アーチェリー用の土地があり、そこで練習させてもらうことができました。なだらかな丘陵で、人里離れた場所でした。 それまで日本にいたときは、まさに稽古三昧で、弓は週2日、天道流も週2日、杖…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

祝!ブログ開設2周年

毎日、信じられない暑さです。 北国生まれの自分は、冷房をつけて家にこもりっきりです。 あと半年で年金受給者となる年齢で、再就職は、このご時世、ほとんど不可能でしょう。 ということで、家でできる仕事に切り替わりました。 ただ、お稽古には行けていません 暑すぎます{%…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

素人さん

毎日、お稽古三昧で、先生にどなられ、もがいていた当時、知り合いのおじさんが見学したいと言うので道場に連れて行きました。 1時間ほどして先生が脇に立たれて、耳元で「素人さんは、ほんとの上手下手は見えないからな。」と囁かれました。 とりあえず「はい。」と返事したところ、先生は、「ん。」と頷かれて向こうにいかれました。 20年も…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

カルチャーギャップ

外国人の見学者が来ました。 頭にターバンを巻いていました。 私が一番最初に思ったことは、「稽古着を着てくれるのかな」ということでした。 初心者は、稽古着がないうちは、普通の服装で稽古してもらいますが、稽古を続けると決心した人には稽古着を着てもらいます。神社の奉納演武などでは、ネックレスなどのひかりものはつけません。女性の髪…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

国際化第四弾

いよいよ国際デビューです 古い友人二人が連名で推薦文を掲載してくれました。 ちょっとこそばゆい気持ちですが、身の引き締まる思いです。 早速、問い合わせがありました。 外国人は力が強いので、怪我に気をつけなければなりません。 スポーツ保険を導入しようと思います。 E-budo: ht…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

国際化第三弾

お稽古日が日曜の午後というプライムタイムであるせいか、若い人はなかなか来られないようです。 先日、とうとう決心して、昔の友人たちに声をかけて、彼らのホームページ等で稽古場の場所を公表してもらうことにしました。これから外国人の問い合わせがあるかもしれません。 http://arakiryu.org/wp/?page_id=34…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

還暦会

ふるさとを離れて首都圏に住んでいる高校の同級生とは、数ヶ月に1度くらいの割合で集まって飲みます。 皆、標準語を話していますが、私は家で子供たちに方言で話しているため、方言は毎日使っています。 だから、懐かしい顔を見ると、自然に方言になります。 それでも、皆かたくなに標準語をしゃべろうとする人が大半です。 こちらがコテコテ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

皆さん!

せっかくお道具を揃えたのにお稽古に来ていない皆さん!  お稽古しませんか!! 若い皆さんは、これからの人生は未知数で、将来のことは予想もつかないかもしれませんが、一つ確実なことは、誰でも必ず年をとる、ということです。 年をとった時、あるいは、困難に直面した時、自分の心の拠り所となるのが、こつこつ続けてきた武道の稽古です。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

1年以上前のブログ記事

ブログの下の方にスクロールすると、過去1年間の各月の表示があります。 それ以前の記事については、過去1年間の最初の月のページに移って、下の方の月の表示の冒頭にある「<<」をクリックすると、1年以上前の分を表示することができます。(以上、ご参考までに) 自分で読み返してみると、「稽古人口を増やしたい」と繰り返…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

受太刀

現代では、薙刀術が有名な天道流です。 長い歴史の中で、天道流の中の薙刀の位置づけはどうだったのか、と想像してみると、剣、杖、鎖鎌、小太刀に比べて、型の数が圧倒的に多いことから、やはり中心的な存在だったのかと考えられます。 緻密で合理的な技は完成度が高く、よほど稽古しないと、これらを正しく行うことはできません。 そのため…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

二刀

大先輩たちが次々に鬼籍に入られ、太刀を持って受けてくださる方がほとんどおられなくなりました。 私の場合、受太刀より仕太刀をするのが何といっても好きです。 大きくすばやく動いてスパッと切った時の爽快感がたまりません。 相手とのやり取りができる場合は、なおさら面白い! 受太刀は、仕…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

宗家

宗家が21日に亡くなられました。 伊丹の真月会のお稽古ではよくみていただきました。 30代初めにアメリカに移住する前、宗家の前でお稽古させて頂き、アメリカで天道流を教える許可をいただきました。 私の先生が、アメリカに渡る不肖の弟子のために、正道を貫くように、と宗家にお越しいただくよう段取りをつけてくださったのです。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

今年最後のお稽古

今日はお二人が稽古に来られる予定です。 今年最後なので、いい締めくくりができれば、と願っています。 お稽古をする目的は、人によってさまざまでしょうが、自分の場合は、単純に「うまくなりたい」という焦燥感が常にあったように思います。 隔靴掻痒ではないですが、「かゆいんだけど、届かない」的な一種のイライラ感が原動力としてありまし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more